医療法人水ノ江医院 内科・小児科・血液内科・緩和ケア内科

お知らせ

福岡県内で流行している病気(随時更新

福岡県内の病気の流行は画像の通りです(5月12日までの集計)。

先週がゴールデンウィーク期間を含む集計でしたので、先週よりは増える傾向にあります。

新型コロナウイルス感染症は横ばいで、あまり多くありません。

溶連菌感染症は警報レベルが続いています。

 

RSウイルスの陽性者が増え続けています。

昨年と同様の推移となっており、今後の流行が懸念されます。
RSウイルスは何度も感染するウイルスです。
生後1歳までに半数、2歳までにほぼ全ての乳幼児が感染すると言われています。
潜伏期間は2〜8日間ほどです。
発熱、鼻水など風邪のような症状が多いですが、咳がひどくなったり、ぜーぜーヒューヒューという喘鳴を伴う細気管支炎や肺炎へと進展する場合があります。
乳幼児においては気管支炎や肺炎の原因の多くを占めるウイルスです。
3歳以下、特に生後6ヶ月以下では注意が必要です。
特に早産児や基礎疾患がある児では重症化するリスクが高くなります。
綿棒を使った検査で迅速診断することが可能です。
特効薬はありませんので、症状に合わせた治療を行います。
今後の推移には注意が必要です。

 

 

手足口病も徐々に増えてきています。

手足口病は典型的には手のひら、足の裏、口の中に水ぶくれができる疾患です。
肘や膝、お尻などにできる場合もあります。
発熱するのは1/3程度で、ほとんどは高熱にはなりません。
通常は夏に流行する疾患で、報告数の90%前後は5歳以下の乳幼児です。
原因となるウイルスはコクサッキーウイルスやエンテロウイルスです。
飛沫や接触により感染が拡がります。

予防接種や特効薬はありません。
自身の免疫力で1週間程度で良くなると言われていますが、稀に重篤な合併症を引き起こすことがありますので注意が必要です。

 

保育園や幼稚園に入ったばかりのお子さんは感染症に罹りやすいかと思います。

体調が思わしくない時にはお気軽にご受診ください。